サイクルと
共に生きる
46億年もの間、秩序を保ちながら運行している天体たち。
その中でも、わたしたちの住む地球と物理的なコンディションや時間感覚(火星の自転速度は24時間37分)が非常に近しいのが、地球型天体といわれる火星の天文的な特徴となっています。
火星は、自分にとってどのようなペースやリズムがとって心地よいのか、どういった力が存在を生き生きとさせるのか、どのような欲求や原動力によって突き動かされるのかを教えてくれる天体です。
火星のサイクルを意識して暮らすことで、自分がもっとものびのびとふるまえる方法をつかむことができ、それによって本来のあるべき姿を取り戻し、自分にとってベストな生き方を作ることができるのです。
他の天体では得られない、火星サイクルならではの素晴らしさを、今こそ体験してみてください。
Tips1★心地よい環境を作り出す
火星サイクルと共に生きるようになると、まず人や社会のシステムで生きることの違和感、窮屈さを抱き始めることでしょう。自分の中に「こうしたらもっと楽なのに」「こうしたらもっと上手くできるのに」という欲求が生まれてくるはずです。そういった自分の中の自然なニーズを少しずつ環境へ反映させてみることで、自分と環境––内と外の調和が生まれ、ストレスの少ない人生が少しずつ手に入るようになってくるのです。
Tips2★「時は待ってくれない」感覚を手にする
サイクルを利用し始めると、天体の運行はこちらの都合などおかまいなし、ぐずぐずしているわたしたちを待つことなく、先へ先へと進んでいってしまうのを実感するはずです。
うれしいことに火星は、29.5日のサイクルを持つ月のように早すぎることなく、また30年のサイクルを持つ土星のように遅すぎることなく、約2年という、何かを計画したり、理解したり、習得したりするのに適切なサイクルを持っています。
淡々と運行する天体に遅れないよう、または先回りし過ぎないよう、持続的に歩みを進め、動き続けること。
その歩みのガイド役となるのが、火星サイクル手帳なのです。
Tips3★いつでもはじめられる
天体のサイクルというのは円環で、各々のリズムを維持し、動きを止めることなく太陽の周囲をまわり続けています。それはまるで「大縄跳び」のように、本人さえその気になれば、その輪にいつでも加わることができるのです。もし、途中で挫折してしまっても、その気になれば、またいつでも参加できる。自分にとってはじめるタイミングが来たと思ったときに、その輪に参加すればいいのです。天体は、いつでも懐深く受け入れてくれることでしょう。
Tips4★「仕切り直し」の意識を育てる
天体のサイクルというのは円環で、各々のリズムを維持し、動きを止めることなく太陽の周囲をまわり続けています。それはまるで「大縄跳び」のように、本人さえその気になれば、その輪にいつでも加わることができるのです。もし、途中で挫折してしまっても、その気になれば、またいつでも参加できる。自分にとってはじめるタイミングが来たと思ったときに、その輪に参加すればいいのです。天体は、いつでも懐深く受け入れてくれることでしょう。